「関心」が口腔内改善の第一歩 |
● 最近見られる傾向としては、「どうしてこのような治療を行うのか」と質問してくる患者さんが増えてきたということがあげられます。そういう方は自分でも勉強していて、衛生士を困らせるような突っ込んだ質問をすることもあります。 |
● それは二極化していると思います。 |
患者さんもレントゲンがわかるよう |
● 私は、治療計画、治療費よりも、「このような口腔内になった原因を理解してもらう」ことに重点を置いています。その点について納得してもらうと、その後の処置については短時間でわかってもらえます。 |
●痛みだけをとってほしいという患者さんは別ですが、基本的にデンタル10枚法と口腔内写真で患者さんの口腔内を把握します。それ以外の特別なツールは現在使用していません。 |
医科からの紹介 医科への紹介 |
● はい。患者さんが医科にかかっている場合には、必ずその医師に手紙を出して、今の病状や投薬・コントロール状態を尋ねます。そして、患者さんの全身の症状と飲んでいる薬を把握したで、対処しています。 |
● もちろん気になることがあれば紹介します。例えば、フラップオペレーションを行った際、創面の治りが悪く、糖尿病を疑い紹介したケースもあります。私の医院で糖尿病がわっかたというケースは、近年よくみられます。 |
● 確かに医局にこもっているより、治療を行い患者さんとコミュニケーションをとっているときのほうがずっと楽しいです。ですから、今の診療システムをよりしっかりと行い、これからも地域の人々の健康にさまざまな形で寄与していきたいと思っています。 |
日本歯科新聞社発行 アポロニア21に掲載された記事より抜粋 |