宇都宮市でインプラント治療実績32年
より長持ちするインプラントは、インプラント指導医・専門医、歯周病専門医にお任せください。
日本口腔インプラント学会の『口腔インプラント治療指針』の執筆もしており、インプラント学会の各種委員会の経験もある当院では、
【安全・安心で、より長持ちするインプラント】を追及しています。
東北大学歯学部 臨床教授
公益社団法人 日本口腔インプラント学会認定 口腔インプラント指導医・専門医
日本歯周病学会認定 歯周病専門医
20年以上のインプラント 長期経過症例
症例A
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インプラント術前 1992年4月
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インプラント術後 2016年9月左下2本のインプラントは、インプラント後24年経過
右下2本のインプラントは、インプラント後23年経過
症例B
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インプラント術前 1993年2月
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インプラント術後 2017年7月右上2本のインプラントは、インプラント後23年経過
症例C
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インプラント術前 1993年12月
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インプラント術後 2017年4月右下3本のインプラントは、インプラント後21年経過
症例D
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インプラント術前 1995年1月
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インプラント術後 2018年4月左下4本のインプラントは、インプラント後21年経過
症例E
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インプラント術前 1995年1月
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インプラント術後 2015年7月左下1本のインプラント、インプラント後20年経過
当院のインプラントが長持ちする理由
インプラントは永久的に持つものではありません。しかし、ダメになる理由がわかってきていますので、その対応をしっかりと行うことによって長期間持たせることが可能になります。
インプラントがダメになる理由は、二つあります。
【インプラントがダメになる理由】
- 『その1 細菌による骨吸収』
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一つ目は、歯周病で歯を支える骨が溶けるのと同じように、歯周病菌による「インプラント周囲炎」がおきて、インプラントを支える骨が溶けてなくなってしまうことです。これを防ぐためには、インプラントの手術前に歯周病の治療を徹底して行い、治療終了後も予防・管理を徹底的に行うことが重要です。当院では、日本歯周病学会認定の『歯周病専門医や認定医』が治療・管理を行いますので、長持ちさせることができます。
- 『その2 強い力による、インプラントと骨の結合の喪失』
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二つ目は、インプラントを支える骨に耐えられる以上の力がかかってしまうと、インプラントと骨の結合が失われてしまいます。治療終了後に咬み合わせのバランスが悪くなったり、くいしばりや歯ぎしりが強くなったりすると、無理な力がインプラントにかかってしまうのです。これを防ぐためには、定期的な咬み合わせの調整と、マウスピースの使用だけでない「くいしばり」対策も重要です。当院では、日本顎咬合学会認定の『咬み合わせ認定医』が咬み合わせの管理を行っています。
【インプラントの長さについて】
長さが8mm以下のインプラントをショートインプラントと言います。日本人の患者さんにおける報告によると、長さが8mmのインプラントは、それより長いインプラントに比べて長持ちしなかったと言われています。つまりインプラントを支える骨が十分あることが大切なのです。もしインプラント治療後に「インプラント周囲炎」によってインプラントを支える骨が減ってしまうと、耐えられる力が減少してしまいますので、それなりの長さ(長すぎるのも好ましくないのですが)のインプラントのほうが長持ちするのです。
【日本人には骨の量が少ない】
インプラントの周囲には1.5㎜以上の骨の幅がないと、長期的に見た時に骨が溶けやすいことがわかってきているのですが、実際には骨の幅が足りない人もしばしば見受けられます。
欧米人と異なり、日本人ではインプラントを埋める部分の骨の幅や高さが足らないことがほとんどなのです。そのため当院ではインプラント手術の際に、造骨手術(骨再生誘導法「GBR法」など)を併用することが多いです。ただ、この造骨手術によってできる骨の量は、手術を行う先生の技術によって大きな差が出てきますので、熟練した先生に手術をしてもらうことが望ましいでしょう。
【当院でのインプラント治療】
当院ではGBR法は1996年から行っており、1998年にはGBRについての学会発表も行っております。このように多数の実績があり、日本口腔インプラント学会認定の『指導医や専門医』による熟練した技術がありますので、十分なインプラントの長さや骨の幅を確保することができます。
当院では、このようにしっかりとした技術でインプラントを長持ちさせることに取り組んでおります。
参考資料
・公益社団法人 日本口腔インプラント学会編:口腔インプラント治療指針2020.
・阪本貴司:インプラント738本の生存率に関連する因子の検討;日本口腔インプラント学会Implant News No.15;9~10,2012.
「歯を失う最大の原因は歯周病です。私はインプラント専門医ですが、歯周病専門医でもあるので、歯周病治療に重点を置き、歯を失わずにすむことを第一に考えていき、どうしても抜歯が必要な場合、インプラントを提案しています」。
このように話す小倉隆一院長は、インプラント治療の成功の要は、「口腔内すべてを一単位とした適切な治療の実施」と強調する。
「インプラント治療が失敗する原因の1つは歯周病菌で、土台である歯槽骨が炎症を起こし、骨が吸収していくため。もう1つは咬み合わせの不具合などによりインプラントに無理な力が加わり、その部分の骨がダメージを受けるため。両者が合併している場合もあり、咬み合わせ不良は歯周病の進行も早めます。治療だけでなく治療後も、専門医による定期的なメインテナンスを受けることが、インプラントを良い状態で長く使える秘訣です」。インプラント、歯周病、咬み合わせの専門医ならではの高い技術で、安心して包括的な治療が受けられる医院だ。